オーストラリアのイタリアン家族22度目の訪問は、妻と結婚し、そのときの会社をやめたとき。こういう時しかチャンスないでしょ。 彼らと妻は来日時に紹介済み。 事前連絡で、喜んで待ってると。 「旅とは、修行を内包している。」常にこの精神。 当然ツアーご法度。 てめえで飛行機、宿の手配。 (一人旅の場合は、宿など絶対とりませんが、このときは大事な妻と一緒でしたのでホテルを事前予約。) 妻は2回目の海外。(1回目は新婚旅行、アメリカ。) しかも初の旅。 ちょっと不安気味のよう。 まかせとけやオレにと。 4~5年ぶりくらいですかねえ?再渡豪。 メルボルン空港では、飛行機の大幅な遅れにも関わらず、迎え。 懐かしさに抱擁。 そこから、2時間ドライブ。 まあ、一度目と同じような観光コース。 妻には新鮮。 えーっと場所思い出せんが、オーストラリアのボトム、ペンギンが上陸する様を生で見れる。(2回目) ペンギンに向けてフラッシュは絶対ダメだと念を押されていたにも関わらず、カメラの使い方を分からなかった妻がフラッシュ。 大ひんしゅくを買った思い出が。 そういうことも楽しいが、でも本当の所、私には人との触れ合いが一番貴重。 ついた日も深夜近かったが、歓迎のパーティー。 その後も彼らの友人たちと、触れ合い。 めちゃ楽しい時は前回の如し。 心からの触れ合いを体験。 ただ、2回目は前回を踏まえた計画を立てておりました。 前回三週間同じ所は、正直辛かった。 今回は、セカンド・ハネムーンってことで、満喫しようと。 人のあたたかさに触れ、次はシドニーへ。 シドニーで深夜、旅なら夜の町を歩かねばいかん(自分の中で義務的)、と妻と外出。 黒人の団体とすれ違った際は、(ここでなんかあったら、命と引き換えに守らねば。)なんて考えながら。 ツアーでないので、ホント適当に好きなように回れる。 船で行く、なんだか動物園。 (コアラ抱いて、写真とった。) カンガルーなんて、こちらの山羊状態。 柵の中で触りまくり。 それからオペラハウス近くの水族館。 地下鉄乗車。 町の床屋が3ドル、(当時は1A$=60円)だったのをよく覚えてる。 次はゴールド・コーストヘ。 この地では、まずレンタカーを借りた。 オーストラリアは基本的にガソリンはセルフ。 やり方が分からんので、彼らによく聞いておいた。 ゴールドコーストの美しい海も目当てだったが、当時予想に反して寒かった。 レンタカーで、ワーナーのテーマパークへ。 米のユニバーサルも行ったが激混み、豪のワーナーのテーマパークは激空き。 あんなくらいだと良いな、ディズニーも。 しかし豪は車左で日本と同じだが、右折が恐ろしかった。 ターミナルを回らねばならない。 これが曲者で、どうも日本で車が来る側を見てしまう。 もうちょいで危ない場面も。 それから、郊外のショッピングモールもよくいった。 観光のストリートでは買えないものや、安いもの。 私の旅哲学として、現地の人が買う所で買うと。 これは本当。(に得。) それから、ゴールドコーストでは「生牡蠣」いっぱい食べました。 最初はホテルのルームサービス。 結構うまかったのが高かったので、次からは魚屋で。 毎日食べたな。 行きつけのレストランも出来て、そこにかわいらしい現地の子がいた。 最初は髪が長かったが、数日後ショートに。 俺:「なんだい、失恋でもたかい?」 彼女:「何?髪切ったの知ってたの?そんなんじゃないわ。」なんてからかったり。 あとはショッピングモールでのファーストフード屋。 テレビ番組で、山田邦子絶賛の、国内で見たこと無きタイの幻の「ラクサ」を食せた。 海老ベースの赤いスープ、絶賛。 もう一度食べたい。 「トム・ヤン・クン」はあるが、ラクサはない。 これも毎日食べたね。 当地では、我がイタリアン家族の友達が、悠悠自適のバカンスを楽しんでいて、そこにも尋ねました。(紹介されて、是非訪ねろと。) しかし、彼らとの心の通じた触れ合いには程遠かった。 ゴールドコーストを後にする日がきました。 しかしそこから次の地「ブリスベン」へは、バスを使わねばなりません。 間違っては日本に帰れぬと、何度も確認。 問題なく「ブリスベン」へ。 しかし次の日はフライトなので、ブリスベン観光は諦め、空港近くの宿をその場で探した。 間に合わないと困るので、少しでも近い所へと。 紹介されたのは、ボロボロの日本で言うアパート。 周りは何もなし。 次の日のフライトは早く、その宿舎の管理人に、明日の5時にタクシーをよこせと。くれぐれも確認。 その辺の商店で、食べ物を仕入れ、やることないのでそそくさと寝た。 オーストラリア、時間にいい加減なので、タクシーが指示時間に来るか大変不安だった。 何とか時間通り来た。 フライトも間に合い日本へ。 こういう経験旅行では出来ません。 |